ネオジム磁石
製品情報現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。
サマコバ磁石
製品情報温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。
フェライト磁石
製品情報酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。
表面磁束密度
吸着力計算ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。
磁石・磁気の
用語辞典磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。
磁石の歴史
大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。
リメンバーNeoMag通信 【電池の基礎シリーズ(4)】
2013年1月配信
(2)ニッケルカドミウム電池
ニッケルカドミウム電池は、正極に水酸化ニッケル(Ni(OH)2)、負極に水酸化カドミウム(Cd(OH)2)、電解液に水酸化カリウム(KOH)を使用する構成の2次電池です。反応の仕組みは次のようになります。
負極では金属カドミウムが水と反応して水酸化カドミウムに変化するとともに電極に電子を供給します。正極では電極から供給された電子を使ってオキシ水酸ニッケルが水酸化ニッケルに変化し、水酸イオンを放出します。放電によって水が消費されるので電解液の濃度が高まり比重が増加します。
充電時の反応は放電時とまったく逆です、負極では電源からの電子の供給を受け、水酸化カドミウム(Cd(OH)2)が金属カドミウム(Cd)に変化し水酸イオン(OH-)を放出します。
正極ではその水酸イオンと電極の水酸化ニッケルが反応し、水酸化ニッケルはオキシ水酸化ニッケル(NiOOH)に変化するとともに水が生成され、電極に電子を供給します。水ができるので、電解液は薄まり比重は低下します。このあたりの事情は鉛蓄電池とは逆になります。
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